石川健太郎選手、ようやくデビュー

試合後に記念撮影、デビューおめでとう!

ようやく、石川選手のインターナショナルクリアランスがおり、デビュー戦を飾ることが出来ました。練習参加から5週間目でデビューと少し時間がかかってしまったけど、その間にチームにしっかり馴染む事が出来ました。来豪して直ぐに語学学校に通い始め、今ではもうすっかり慣れた様子です。シェアーハウスも学校もサッカーも今のところ順調に進んでいってるようです。

このデビュー戦では少しナーバスに見えましたが、何とかチームメイトとコミュニケーションをとりながら頑張っていました。サッカー自体が全く日本とは違うから、戸惑うのは当然です。しかし、”郷に入っては郷に従え”とはよく言ったモノで、この国でサッカーをするなら、この国のサッカーをまずは理解しなければいけません。その上で、自分のプレーを上手く絡ませていくことが出来れば、日本では出来なかったプレーが出来ると思います。

これはやはり環境を変えないと出来ないことです。そのような経験を石川選手やこれからの若い選手達には沢山して欲しいと思います。海外でサッカーをすると言うことは簡単なことではありませんが、色んな事を経験する事が出来ます。それらの経験を乗り越えながらもサッカーをしていく大変さを生で感じて欲しいです。そしてそれはサッカー選手としてだけではなく、一人の人間としても成長させてくれます。

このような選手が一人でも多く日本から出てくれば、日本のサッカーはもっともっと良くなっていくはずです。石川選手がこれからどれだけ色んな事を乗り越えていけるか楽しみです。頑張って下さい。

石川健太郎 選手

2012年3月に来豪した石川健太郎選手がQLD Lions (http://www.qldlionsfc.com.au/index.php) 言うチームと契約しました。

石川選手は清水東高校から日本大学へ進学し、東京都選抜にも選出された実力の持ち主です。今年の3月に日本大学を卒業し、その足で直ぐにオーストラリアに飛んできました。日本でもプロとして契約が出来るチームがあったようですが、日本大学の先生でもある大嶽真人さんの勧めもあり、同じやるのであれば、海外にいってやる方がいくらか自分の将来の為になると考え、オーストラリアに来る決断をしたようです。(ちなみに僕と大嶽さんはC大阪時代に一緒にプレーをした間柄で、僕の大先輩にあたります。)

ブリスベンは調度シーズンが始まったばかりで、どのクラブも契約選手が一杯でなかなか契約が出来ない状況でしたが、石川選手のプレーを一度見ただけで、QLD Lionsの監督は練習後直ぐに契約交渉をし始めましたが、もう何回か見てからにしてくれと僕から言ったほどです。その翌週には無事契約を済まし、今は国際登録書(インターナショナルクリアランス)待ちで、このイースターホリデー明けにはそれが降りる予定です。そうすると晴れて、QLD Lionsの石川健太郎誕生と言う事になります。

来て直ぐに、語学学校も決まり、今は英語とサッカー漬けの毎日を送っています。こちらでの生活も始めのうちはきっと不便で大変だと思いますが、そう言う状況に自ら持っていった石川選手には色んな意味で今シーズン成長していってもらいたいです。頑張って下さい!

                                                                                                      QLD Lions Coach (Graham Ross) と契約後、                                握手をする石川健太郎選手

 

桜井選手、ついにデビュー

試合後に記念撮影

桜井選手がついにブリスベンプレミアリーグにデビューしました。

去年の8月に短い夏休みを使ってわざわざ日本から視察に来て、こちらのチームに練習参加をして、それから日本に戻ってからも色々と準備をし、高校を無事卒業して直ぐに戻って来て、3週間リザーブチーム(サテライト)でコミュニケーションをとりながらチームに溶け込んで行き、こちらのサッカーに慣れるとやっとの事で、トップチームに昇格できました。

この試合では本来のポジション(CB)ではなく、右サイドバックでの出場でしたが、桜井選手は技術がしっかりしているので、無難にこなせていたと思います。しかも、相手は格上だったにもかかわらず、90分フル出場で、4−3と言う打ち合いの試合に競り勝ち、初勝利を収めました。サッカー観や言葉の違いは多いにありますが、それを正面から受け入れて乗り越えて行ってもらいたいです。まだまだ若い彼にとってこれは試練かも知れませんが、きっとやってくれると思います。

ここでホームステイをしながら、毎日語学学校に通い、その後練習、週末試合と言ったルーティーンですが、これがどれほど大変か想像がつくでしょうか?毎日がテストみたいなもんです。これをやり続けると何年後かはどうなるか皆様も想像がつくと思います。日本で大学4年間通いながらサッカー漬けの毎日とこちらでのこのルーティーン。この違いは4年後どうなって来るのか楽しみです。

桜井選手、これはほんの始まりに過ぎません。これからが大変ですが、こちらでの生活を楽しんで過ごして下さい。そしてこのチャンスを与えてくれたご両親や色んな方々に対して感謝の気持ちを忘れないで思い切って突っ走って下さい。

アジアンチャンピオンズリーグ開催

ブリスベンスタジアムで初のACL

2012年3月6日にここブリスベンで初めてアジアンチャンピオンズリーグが開催されました。しかも、相手は天皇杯優勝チームであるFC東京です。ブリスベンのスタジアムでJリーグのチームが試合をしたのはこれまた初めての出来事でした。お互い初ACLだった為、オーガナイズの面では色々と準備に時間がかかりましたが、何とか日本代表であるFC東京のACL初勝利(2−0)と言う最高の形で終える事が出来ました。

今回の試合では僕達8Football ManagementがFC東京さん側のリエゾンをする事になりました。リエゾンとはチームと対戦相手の間に入って、色々と準備をする役目です。特に国際試合となると言語の違いでお互い上手く伝える事が出来ないのでこう言ったリエゾンが間に入る訳です。僕は特に日本のJリーグでもプレーしていたと言う経験から選手やスタッフそしてチームのやり取りを多少知っているので、この役は適任だと思っていました。しかし、このリエゾンと言う仕事はチーム事情を知っているだけでは出来ません。相手チームの広報担当やホテルとのやり取り、FC東京さんの急な予定変更やバス会社と運転手、トラックドライバーとの時間の打ち合わせやドライクリーニングのピックアップやドロップオフの時間の確認などやらなければいけない事が山ほどあります。大まかな予定は決まっているとは言え、現場ではやはり微妙に違って来るんですね、これが。しかし、そこは僕の相方の山口氏が存分に働いてくれました。彼が居なければ今回の仕事は回っていなかったでしょう。さすが、僕のパートナー。トラブルの時はいつも迅速な対応で受け答えして解決してくれました。ほんと、ありがとうございます。感謝してます。

今回のACLはどちらのチームも初めてで、しかも8Footballとしても初めてだったので不憫な点があったと思いますが、これもいい経験です。FC東京さんも勝てたし、8Footballとしても国際試合白星発進と言う最高の形でスタートを切る事が出来ました。今回の遠征はFC東京さんにはかなりハードなスケジュール(2泊3日)でしたが、スタッフを始め、選手達はプロフェッショナルとして見事な仕事をしてくれました。

こういった裏方で選手達のサポートする役もとても楽しいです。サッカーは選手だけが目立ちますが、このようなスタッフが居るからこそ、選手達は100%試合に集中できるのですね。FC東京と言うチームは社長を始め、スタッフと選手達、そして熱狂的はサポーター達が一団となって戦えるチームです。いいチームです。これから始まるJリーグ(3月10日開幕)でもみんなで一致団結して戦っていって欲しいです。

  FC東京の社長、常務、運営部長そして、僕達8Football

FC東京、ブリスベン視察

1月22、23日にFC東京さんが今年3月6日(火曜日)に行われるACL (アジアンチャンピオンズリーグ)でブリスベンロアーと対戦する為の準備と視察の為に来豪されました。

たった2日間とかなりタイトなスケジュールだった為、日曜日の朝7時40分にこちらに着いて、すぐに試合会場になる”サンコープスタジアム”に足を運んで、ブリスベンロアーの関係者と一緒にスタジアムの中を案内してもらいました。実際、隅々まで見せてもらったのは初めてで、いかにこのスタジアムが細かく、そして全ての人々に使いやすく計算されて作られているかを知ることが出来ました。FC東京の運営部長もびっくりする程で、東京のホームグランドでもある”味の素スタジアム”も相当なスタジアムですが、そこよりも凄いと唸らせる程のスタジアムらしいです。

そして1時間半のスタジアム見学から直ぐに、練習会場へ移動です。そこは車で20分程の所にある、QSACと言うこれまた素晴らしいスタジアムです。その日は女子リーグ準決勝が行われる前で、女子選手達がグランドチェックをしている時に一緒に見学をさせてもらいました。その時にこのリーグで活躍中の”岸星美”選手と会う事ができ、皆様とご挨拶 (試合前なのにありがとう!)。そして、ここでも事細かく説明してもらいました。今回は、ホストチームのブリスベンが、FC東京さんのために、練習場や滞在先を含む全ての手配をしなければいけません。対戦相手であるFC東京さんの選手、スタッフ、そしてFC東京サポーターの方々が心地よくプレー&観戦できるようにと最高のおもてなしを準備して下さっていました。FC東京さんもこれには、感激していました。

そして、次はホテルの視察の為に、またまた移動です。

ソフィテルホテルヒルトンホテルのブリスベンを代表する2大ホテルとミーティングです。どちらのホテルも一流なだけあって、素晴らしい施設を兼ね揃えていました。一度でもいいからこのようなホテルに僕の家族を泊めてあげたい!と思いましたが当分は無理でしょうね〜・・・・。それはさておき、全て終わったのが17時頃で、ホテルにチェックインしてからもう一度、サポーターの方々の為にとブリスベンからスタジアムまでのアクセスの仕方を確認する為に、電車に乗ってスタジアムまで行き、チケット売り場やバス乗り場の確認の為グルッと一周、そして徒歩でブリスベンまで帰りました。FC東京さんの今回のACLへの意気込み、そしてサポーターの皆様への配慮はとても素晴らしいと思いました。サッカーは選手だけが目立ちますが、こう言った裏方の皆様がいるからこそ何の心配もなく選手がプレー出来るのだと思います。この方々抜きでは成立しません。FC東京は素晴らしいクラブです。

長い一日の末、やっと夕食です。このとき既に19時30分で、昼食をとる暇もなかったので皆腹ぺこでした。朝から大変な一日でしたが、有意義な一日だったと言って下さったので、よかったです。

3月6日ブリスベンでお待ちしています。FC東京さんの活躍を応援しています。

S級ライセンス海外研修

昨年の暮れ、28日にガンバ大阪さんから連絡があり、オーストラリアでS級ライセンスの海外研修を受け入れてくれるクラブを探していると言う用件でした。その件に関しては以前ブリスベンロアーとそれとなく話をしていたので(タイムリーな話でびっくりしましたが)、5分後には電話一本で承諾を得る事が出来ました。

今回S級ライセンスの研修に来られる事になったのが、實好礼忠コーチです。實好コーチはガンバ大阪一筋、選手時代を含めると何と16年!も所属しています。選手時代ではキャプテンを務めあのガンバ大阪の一時代を築き上げてきた中心選手で、日本のサッカー選手であれば誰もが知っているし、僕も選手時代、試合では何度かお世話になりました。

話は戻り、28日に實好コーチと電話で急遽話をして、直ぐにブリスベンロアーとコンタクトを取り、30日に日本を発ち、大晦日の31日に来豪しました。話がトントン拍子で進み、到着したその日にブリスベンロアーのアシスタントコーチに会い、夜には試合に足を運び、2週間の海外研修がスタートしました。この2週間で、色んな事を経験、そして体験できたようです。實好コーチは、細かい事までメモを取って、毎日充実しているように見えました。結局試合は3試合、スタジアムで観戦でき、TVで数試合、最後のスタジアムでの試合に関しては、ブリスベンロアーが最後のロスタイム5分で2得点し、2−1で土壇場で大逆転劇をやらかした時はお互いびっくり&大興奮でした。しかも目の前での立て続けの2ゴールは最高に興奮しました!!

こちらでの研修がこれからコーチ業をしていく上でいい経験になった事は確かだと思います。海外での経験は選手もそうですが、コーチにとっても素晴らしい体験になります。違ったサッカー観の持ち主と話をする事はお互いとてもいい刺激になります。実際ロアーのコーチ陣の方もガンバ大阪にとても興味を示し、しきりに色んな事を聞いて、自分のチームと比較していました。

今回は監督、アシスタントコーチそして、コンディショニングコーチと共に2週間を過ごし、ブリスベンロアーのスタッフの一員としてグランドに立っていた姿は違和感がなかったように僕の目には映りました。いつの日か日本人コーチがここオーストラリアの地でチームを指揮しているところを見てみたいです。それが現実になるよう僕もしっかりサポートしていきたいです。

最後に、實好さんの夢を聞きました。

”ワールドカップで日本代表の監督として出場する!これが俺の夢やねん!!”

これを聞いた時、僕は久しぶりに鳥肌が立ちました。

夢を持ってそれに向かって追い続けている人の目は違います。この2週間で僕もとてもいい刺激を受けました。

實好さん、ありがとうございました。今年はいいスタートが切れました。

 

岸星美選手、シドニー戦で大活躍

岸星美選手がシドニー戦で先発出場し、大活躍で1−0の勝利に貢献しました。彼女が所属するブリスベンロアーは2位、シドニーは3位で2ポイント差、負ければ順位が入れ替わってしまう大事な試合での大活躍でした。ちなみに1位との差は3ポイントです。

この試合はこちらの全国放送のテレビでも放映されていて、コメンテーターの人も彼女の活躍を絶賛していました。僕もスタジアムで見ていたのですが、周りの観客があのゴールキーパーは素晴らしいとこちらでも大絶賛されていました。僕は彼女が言葉の壁、環境の違いに戸惑いながらも一生懸命馴染もうと努力していたのを見てきたので、その分誰よりも僕の心に響いてきました。本当によくやっていました。

スポーツ選手であればわかると思いますが、普通に試合や練習で結果を残すだけでも大変な努力が必要なのですが、海外で慣れない環境で生活をしながら、尚かつ試合で結果を出さなければいけないとなるとこれはかなり至難の業です。僕は実際何年もかかりましたが、彼女は5ヶ月でやってのけました。選手としてだけではなく、人として岸星美さんは素晴らしい”モノ”を持っていると感じました。

僕はこれからの若い選手達にはそう言ったサッカーを通して人として何かを身に付けて行って欲しいと思います。実際、現役よりも引退した後のセカンドキャリアの方が長い訳ですから、そこで生き残れる為に今のうちに色々と勉強していって欲しいです。それが出来易いのはここ海外で色々と経験する事だと僕は考えています。

そう言った意味でも、星美選手の活躍はこれからの若い世代の人達のいい見本になったと思います。プレーで人の心を動かせる事が出来るのはプロならではのスキルではないでしょうか?

 

現役高校生、オーストラリアで初練習参加

今月の1日から来豪している、現役高校生の桜井慶佑選手が今年初めて練習参加に行きました。

彼が今チャレンジしているチームはUQ (University Of Queensland)と言う大学のチームなんですが、このチームはブリスベンプレミアリーグに所属していて、昨シーズンは上位に食い込んだ若いチームです。

桜井選手は今年の2月からUQで語学学校に行き、大学進学の為に英語の勉強をしていきます。高校卒業の為に一時帰国しなければ行けませんが、プレシーズンからしっかりやって行きたいと言う彼の意気込みで正月早々来豪していたかなり根性のある若者です。

正直、彼の性格は大人しく、もの静かなので大丈夫かなと心配していましたが、昨夜の初練習を見て、僕は彼がこの国でやって行けると言う確信を持てました。練習前から、こちらでの練習方法や姿勢、どのようにして溶け込んで行けるかを話していましたが、彼自身はいい意味で白紙の状況なので直ぐにこちらに溶け込めそうな感じがしました。余り感情を表に出すタイプではないようですが、心の中では ”なにくそ、負けてたまるか!”と言う感情があるようにプレーから感じ取ることが出来ました。それはとても大事なことです。特に海外でプレー、そして生活をしていく為には日本人であることをしっかり自覚しながらも、一人の人間としての意見、責任をしっかり持っていないと、この国の人達に認めてもらうことはそう簡単なことではありません。そのような事は僕がいくら言葉で言っても理解しずらいと思いますが、これから彼がこの国で肌で体験していけば、自ずとわかっていく事だと思います。

真っ白な彼が今後どのようにこちらに染まって、彼自身がどのように成長していくのか楽しみで仕方ありません。しっかり頑張って欲しいと同時に楽しんでこちらの生活を送っていって欲しいです。

セカンドワーキングホリデービザ


オーストラリアではワーキングホリデービザがあります。これは、18〜30歳であれば誰でも、取得可能なビザで、名前の通り”働きながらホリデーを楽しめる”ビザと言う事です。簡単に言うと海外経験を若いうちにしましょうと言う事です。そのビザは1年間と言う期間限定なのですが、3ヶ月以上政府が指定した場所で季節労働(果物や野菜の収穫、農家のお手伝いなど)をすればもう1年ビザを延ばせると言うオプションがあります。それを今やっている選手がいます。

それは今年Rochedale Roversで大活躍をした、大久保選手です。彼は1年と言う短い期間で今シーズン頑張って来ましたが、毎日の海外生活から吸収する事が多すぎて、1年では時間が短すぎるので、もう1年ここで色々と勉強や経験をしたいと言う事で季節労働を選択しました。今そこで、彼は凄まじい生活を送っています。絶対に日本では経験できない事を沢山体験しています。電話では聞いていたけど、実際会って話を詳しく聞くとなかなか面白い生活をしているようです。

そこはブリスベンから2時間北に行った、マレーニーと言う山奥にあります。僕自身も何度か行った事はある場所なんですが、なかなかの田舎で何もない所です。あそこに人が住めるんですか?と言うくらいの山の奥の田舎町です。ネット環境もなく、連絡は一週間に一度図書館に行ってやっと出来ると言った感じです。毎日庭の手入れや、野菜や果物の収穫、鶏の世話などをやっているそうです。

作業以外にも、その家で作ったオーガニック料理を食べたり、休みの日にはプールでゆっくりしたり、夜にはホームステイ先の親父さんとその仲間達と一緒にパブに行ってビリヤードやダーツなどをしたりして楽しんでいるようです。

こういう生活から学べる事は沢山あると思います。言葉は勿論、昔ながらの生き方や価値観など本やネットからでは絶対に学ぶ事の出来ない生活を彼は毎日送っています。それを今経験している大久保選手はただのサッカー選手だけでなく、人としても大きく成長していると思います。

残りわずかですが、吸収できる事は吸収して、大きくなってまた来シーズン戻って来て下さい。この経験は決して無駄ではない事を証明して下さい。それを証明できるだけの器の持ち主だと僕は思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

岸星美選手

今、Aリーグのウーマンズリーグに日本人初の岸星美選手が頑張っています。

彼女は今年の9月に来豪し、ブリスベンロアーに3週間のトライアルを経て契約しました。ブリスベンロアーは去年チャンピオンになったチームで、代表選手を7人以上出している強豪です。そこで、今シーズンからジョインしている星美さんが凄いところは、3週間のトライアルでもう既に馴染んでしまっていた事です。もう何年も一緒にやっている感じさえする勢いでした。彼女の順応性にはびっくりの一言でした。契約の時、監督さんが彼女を獲得する一番の理由は”そこ”だったと言っていました。彼女なら今シーズンこのチームの為にやってくれると思ったそうです。実力も勿論ですが、まずはそこに目を付けた監督さんは素晴らしいと思いました。

ここ海外でプレーするのには順応性は絶対に必要になって来ます。言葉と文化の壁がプレー以前にあるので、これを乗り越えてチームに溶け込む事はそう簡単にできる事ではありません。僕はこれに2、3年かかりましたけどね。。。。そう考えると、星美さんや今年来た大久保選手(Rochedale Rovers)は1年目からしっかり馴染んで結果を出したと言う点では、僕以上の人間性の持ち主ではないでしょうか?

今はこう言った若く、そして人間性を兼ね揃えた選手は僕が想像する以上に多いと思います。そう言った選手はどんどん海外に出て行って、サッカーを含め色んな事を経験をするべきです。そこで新しい自分発見に繋がるかも知れません。でも、それはやっぱり現地で経験しなければ意味がありません。こうしてネットやTVで得れる情報なんて氷山の一角にすぎません。色々と頭で悩んで考えるなら、まずは行動を起こした方がいくらか時間の短縮になるし、自分の人生の為になると思います。

”思い立ったが吉日” これは名言ですな。これ英語で言うと”There is no time like the present” 直訳すると”現在に勝る時はない”と言う意味です。

皆さん、今を後悔しないように一生懸命生きましょうね。僕もそう努力している途中です。

土肥選手 ヴィクトリアリーグに挑戦

今季、ブリスベンのプレミアリーグのサウスユナイテッドに所属していた土肥賢太選手が、肩の完全脱臼の為日本で緊急手術から完全復活し、再度来豪し、来季に向けて再開しました。

一度はブリスベンの方に帰っては来ましたが、来季の為、ヴィクトリア州のヴィクトリアプレミアリーグのヘイデイバーグユナイテッドへ移籍が決まりました。今季は肩の怪我の為満足の行くシーズンではなかったですが、来季は心機一転違うリーグでの挑戦になりますが、彼の素直にサッカーを愛している情熱があれば、何かをやってくれそうな気がします。怪我で苦しい時期を乗り越えたおかげで、彼自身をひと回り大きくさせて帰って来たように思います。

来年からヴィクトリア州のメルボルンで語学学校にも通う予定です。コミュニケーションがスムーズに取れる事が出来れば、彼のプレーの幅も広がって行く事でしょう。サッカーを通して、色んな事を学んでいってもらいたいです。

来季の活躍を願っています。

会社名の変更

この度、Urabe Sports Managementの業務拡大の為、会社名を変更する事にしました。新しい会社名は

“8 Football Management Pty Ltd”(エイトフットボールマネジメント)


http://www.8football.com.au/

8の名前の由来は8と横にしたら∞(インフィニティ、無限)と言う意味で、無限大の可能性と言う意味と、ラッキーナンバーと言う事で8(エイト)と言う名前にしました。

これからも少しでも日本とオーストラリアの可能性が無限にある若い選手達のサポートをしていきたいと考えています。

このサイトもしばらくは継続していきますので、引き続き覗いてやって下さい。

これからもよろしくお願い致します。

卜部 太郎

 

大久保悟選手 2011ブリスベンプレミアーリーグ優勝

2011年度ブリスベンプレミアリーグのグランドファイナルが先週行われました。そこに、今年からこのリーグに参戦した大久保悟選手(ローチデールローバース)が一年目にして見事グランドファイナルチャンピオンになりました。試合ビデオは下のサイトから観れます。

http://thewashingline.footballbrisbane.com.au/

その週の水曜日には”カナルカップ”と言う、カップ戦の決勝も行われ、そこでも優勝し、見事二冠達成!!クラブでは初のカップタイトルです。

初年度にしてこの快挙は素晴らしいとしか言いようがないです。これも大久保選手が日々この国に順応しようとした結果だと思います。チームになれる為に、毎回の練習ではチームメイトに積極的に話かけていき、コミュニケーションを図っていました。練習では真面目に取り組み、その姿勢がコーチやチームメイトに認められ、今では100%の信頼を寄せられています。彼の人間性の良さが上手くこの国で発揮できていると思います。

彼は毎日スポンジのように色んな事を吸収していっています。それはサッカーだけに限らず、色んな国籍の人々との関係を築いたり、地元の家族と一緒に生活を共にしたりして、色んな人に助けられ、そして助けながらここでの生活を楽しんでいます。それは今後彼の将来にとって本当にいい経験になっていくでしょう。

彼のように若い時にこのような経験が出来る事は素晴らしいと思います。日本での生活もいいと思いますが、海外での経験は人として色々な見聞を広げるチャンスです。それは必ず何かの形で将来役に立つと思います。

これからの若い日本人選手には、人として ”厚みのある人間” になって欲しいと思います。サッカーだけに限らず、人として生きていく上で必要な ”モノ” を身に付けて、サッカー選手としてだけではなく、一社会人として生きていって欲しいです。

大久保選手、本当におめでとうございます。そして、お疲れさまでした。きっと大変な事ばかりだったと思いますが、それがこのような形で報われたのは最高の結果だと思います。必ずしも結果が一番とは考えていません。結果よりもプロセスが重要だと考えています。しかし今回に関して言える事は、プロセスがよければ、結果が伴うと言う事なんでしょう。

 

ブリスベン女子プレミアリーグ

 

 

 

 

 

2011年シーズン、ブリスベン女子プレミアリーグは立岡幸子選手が所属するペニンシュラパワーがリーグ優勝しました。

立岡選手は2010年シーズン終了後に膝の半月板損傷と言う重傷を負いながらも、辛く長いリハビリ生活を乗り越え、今シーズン完全復帰しました。

そんな彼女からシーズンが始まる前からある相談をされていました。昨年まで所属していた、サウスユナイテッドと言うチームは立岡選手がブリスベンに来てからずっと居たチームで、仲のいい仲間も沢山出来、とても居心地が良かったみたいで、勿論今年もこのチームでやりたいと思っていたそうですが、実際のところ、チームのパフォーマンスは余り良い状態ではなく、練習に来る人数もまちまちで、内容もモチベーションもよくなかったみたいです。そんな時、現在所属中のペニンシュラからオファーをもらい、よりいい環境、より高いレベルでプレーしたいと言う想いでしたので、私は迷う事はないにもないと伝えました。彼女自身色々悩んだみたいですが、決断したようです。

彼女のプレーは周りのレベルが上がったと言う事でより際立つようになり、今シーズンは今まで最高のパフォーマンスを魅せてくれました。そして何よりもリーグ優勝に貢献したのはとても素晴らしい事です。どこの国どんなレベルのリーグでも優勝する事は本当に大変な事で価値のあるモノです。彼女のこれまでの努力が報われました、当然の結果だったと思います。

本当におめでとうございます。ここブリスベンでも日本の大和撫子は一番になりました。日本の女性はほんまに凄い!!!

 

オーストラリアでの練習参加

先日、日本から勇気のある若者がブリスベンの私の所へ訪ねて来ました。

彼の名前は桜井 慶佑くん。高校3年生の17歳です。彼は今は高校でサッカーをしているのですが、来年卒業と同時に来豪すると決めているそうです。

今現在、日本人が海外へ出て行くのは珍しくない時代です。しかし、それはある程度Jリーグで活躍してから挑戦と言う形がほとんどですが、桜井選手は始めから海外で挑戦したいと今年の春先から私の方へ相談してきました。私はどうにかしてこの勇気ある若者の力になってあげたいと思い、協力することにしました。こちらでの練習参加や語学学校の紹介、下見などの手配をし、彼が夏休みを利用して4日間渡豪した際、お世話させてもらいました。

桜井選手が日本人らしく、礼儀正しく真面目な性格の持ち主だということは、会ってすぐ、彼の目を見たら分かりました。練習参加を2回したのですが、こちらのコーチも彼の技術の高さと真剣さを高く評価していました。短い期間ではありましたが、チームのみんなも彼の存在を認めつつありました。これはお互いにいい刺激になったと思います。同じ年頃でも、日本人の技術はかなり優れていますが、オーストラリア人のスピードやフィジカルの強さ、メンタルの強さは日本人にはないものです。今回の練習参加を通して、そんなお互いの長所を感じることができたようでした。

今回のオーストラリアでの体験で桜井選手の意志は固まったようです。来年の入団テストに向けて、しっかり準備もしつつ、残りの高校生活を頑張って欲しいです。それと今回の経験で語学の大切さも実感したようでしたので、再来豪までしっかり語学の勉強も頑張って下さい。

来年待ってますよ、桜井選手!!